●270 傳説(三保の松原) でんせつ 〇あおきまつのこのまに
表題:傳説[伝説](三保の松原)
読み:でんせつ
収録:(A)現代音樂 歌曲集 4 瀧起堂編 大阪音樂學校樂友會 1928(S.3).4.10=初 ◎Copy=(K26)
(B)現代女子音樂 4 瀧起堂編 海文書院 1929(S.4).11=初/1931(S.6).3=訂正2版 ◎[A3-5],Copy=[Ka5]
記譜:三部合唱(伴奏なし) イ長調 4/4
インチピット:ソソ|ミミレドド|レドシラソソソ|ラドドシレレ|ド
曲:ドイツ民謡
詞:犬童球渓
※「わが故郷」(484)と同曲、別歌詞
[詞] ※(A)現代音樂 歌曲集より
1.青き松の木(こ)の間(ま)に ~の御山見えて
古き傳説(つたへ)今尚(なほ) 汝(な)れは世々に殘(のこ)す
見よや靈香(れいきょう) 風に薫りて
雪の膚(はだへ)かすむは 舞ひ姫の姿
美(うる)はし白き 雲の羽衣(ころも)
2.遠くつづく濱邊に 白き波は寄せて
古き傳説(つたへ)今尚(なほ) 汝(なれ)は世々に語る
きけや樂の音(ね) 松にひゞきて
雲のちぎれなびくは 舞ひ姫の袖か
見る見る遠き 空に消ゆる
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